近年注目を集めている「SDGs」。
わが家でも、「SDGs」についてテレビで見聞きして以降、子どもとともにできることはないかと考え、小さなことから取り組んでいます。
・家でも取り組みたいけれど実際にやっている人はどんなことをやっているのかな?
・子どもと取り組むにはどんなことから始めたらいいのかな?
そんな疑問をお持ちの方へ、今回は「SDGs」とは何なのか?我が家で実際に幼稚園児と行っていることを紹介します。
一人ひとりの取り組みが大事な「SDGs」。
ぜひすぐにできることから一つずつ始めてみましょう。
SDGsとは?
「SDGs」とは「 Sustainable Development Goals」の略で、日本語では「持続可能な開発目標」という意味を指します。
2015年に国連サミットで採決され、2030年までに持続可能なより良い世界を目指すためにたてられた国際目標です。
SDGsでは具体的に以下17つの目標をかかげています。
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8.働きがいも 経済成長も
9.産業と技術革新の基礎をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
環境問題から、人権問題など、さまざまな目標が掲げられています。
幼稚園児の子どもでも簡単にできるSDGs!5つのこと
SDGsの17つの目標。幼稚園児には難しい目標もあります。
その中で幼稚園児でも理解し、実践できることから取り組んでいるわが家。今回はわが家で取り組んでいる5つの目標をお伝えします。
1.水の出しっぱなしに注意
現代の日本では蛇口をひねればキレイな水が出てくるのが当たり前。しかし世界中のすべての人がそうではありません。
子どもに水の大切さを学ばせるためにも、出しっぱなしにしないよう家族で気をつけています。
また、『もったいないばあさん』という、もったいない行為をやめさせる内容の絵本を読み聞かせるなども行っています。
その成果もあって、手を洗う時やお風呂で体を洗う時、水を出しっぱなしにすることが少なくなりました。
2.使わない電気は消す
水同様、電気も当たり前に使える国に生きている私たち。子どもには「電気は大切に使わなければいけないこと」を伝えています。
具体的には以下のようなことを行っています。
・トイレに行った後は電気を消す
・冷蔵庫は開けっ放しにしない
・見ていないテレビは消す
上記のような取り組みやすいことから始め、今では子どもから「ママ、でんきついているよ」と言われるくらい、しっかり伝わっています。
3.物を大事にする
SDGsの目標のひとつ「つくる責任 つかう責任」を守るため、子どもには「物を大事にする心」も伝えています。
使ったおもちゃはなくさないように片づけること、紙やペンは最後まで使い切ること、本やおもちゃを使う時は大事に扱うこと。
まだまだ幼稚園児なので、何度も言い聞かせなければいけませんが、大切なことなので、日々伝えるようにしています。
4.残さず食べる
食べ物に困らない現代の日本に生まれてきたからこそ、食べられない人の存在を知ることや、残飯や廃棄を出さない取り組みが大事。
簡単なことなので幼稚園児でも理解できる目標。わが子には「出されたものは残さず食べる」よう伝えています。
5.性の固定概念を持たない
わが子は以前幼稚園で「ぴんくは、おんなのこのいろっていわれた」と落ち込んで帰ってきたことがありました。
凹むわが子に筆者はこう伝えました。「そう思う子もいるかもしれないね?でもそんなことはないよ?何色だって誰のものでもないから、好きな色は好きな色でいいよ」と。
今では自信をもってピンク色の靴で登園しています。お友達から「何でピンクなの?」と聞かれた際には「これがすきだから」と答えているそうです。
ジェンダーへの考え方は、各ご家庭で教え方や教える時期に差があります。心無いことを言われて傷つくこともあるかもしれません。
わが家では「いろいろな考え方がある」ことから教えており、幼稚園児ながら少しずつ理解してくれていると感じています。
SDGs!子どもと一緒にできることから始めよう
今回はわが家で取り組んでいる「子どもとできるSDGsの取り組み」を紹介しました。
1.水の出しっぱなしに注意
2.使わない電気は消す
3.物を大事にする
4.残さず食べる
5.性の固定概念を持たない
これらの取り組みは一人ひとりが一時的ではなく、長期的に行っていくことで効果を発揮するものです。わが家ではこれからも継続して行っていき、今後意識せずともできるように、日々取り組んでいきたいと考えています。
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