3歳前後のお子さんをお持ちで、今卒乳を考えているママ。
・周りは1歳前後で卒乳した人が多く、3歳前後で卒乳した人の話が聞けない
・卒乳を目指しているけれど、なかなか卒乳できない
・このままいつまで授乳し続けるか悩んでいるけれど周りには相談できない
・幼稚園入園までには卒乳した方がいいのではないか?
そんなお悩みをお持ちではないでしょうか?
筆者自身、わが子が3歳になるまで授乳をしていましたが、周りのママ達はみんな断乳や卒乳を終えていて、「3歳まで授乳しているなんて気持ち悪い」と思われているのではないかと怯えて、周りに相談できなかった経験があります。
そこで今回は3歳での卒乳を目指した筆者の体験談を紹介します。結論から申し上げると、卒乳には失敗し、最終的には断乳しました。
当時卒乳にこだわっていた筆者。結果断乳することになり、当時は自分自身を責めたこともありますが、わが子がおっぱいから卒業し、すくすく元気に育っている様子を見たら、わが子と筆者にとってあのタイミングでの乳離れは悪くなかったと今なら思えます。
今から卒乳をしたいと考えているママ達に「こんなパターンもある」とリアルな声をお届けすることで、今後の参考になれば幸いです。
「3歳卒乳」を考えたわが家が断乳を決行するまでの道のり
わが家がなぜ3歳での卒乳を考えたか、実際に乳離れするまで、どのような経緯をたどったのか3ステップにわけて紹介します。
ステップ1:3歳で卒乳しようと決心するまで
わが子は生後3か月から完全母乳で、寝かしつけも添い乳で行っていたため、おっぱいへの執着は人一倍あったように思います。
筆者自身、当初あげられるだけ授乳しようと考えていたため、断乳ではなく、子どもから乳離れする「卒乳」ができればと思っていました。
しかし2歳になっても卒乳はできていませんでした。
満3歳児クラスでの幼稚園入園を予定していたので、入園を数か月後に控えた2歳の誕生日に、当時お世話になっていた助産師さんへ卒乳のタイミングを相談。
おっぱいの状態や、わが子の様子をじっくり見てもらった結果、幼稚園生活に慣れるまでは、おっぱいが精神安定剤として必要との結論に至り、もう少し授乳を続けることになりました。
助産師の先生としっかり話をしてから、次の子の妊娠や仕事復帰など、さまざまな要因を加味し、幼稚園入園後3歳までに卒乳しなかったら、断乳をしようと決心した筆者。
その後入園した年の冬にパートを開始し、預かり保育を利用し始めました。預かり保育では、先生の抱っこやトントンで寝られたことを知り、「これは卒乳できる日が近いかもしれない」と思うように。
しかし家では、まだまだおっぱいを求めることが減らず、3歳になる一か月前から「3歳の誕生日にはおっぱいとバイバイするよ」と繰り返し伝え、卒乳から断乳へ計画の変更を余儀なくされました。
ステップ2:卒乳断念!断乳決行当日
夫とも相談し、3歳の誕生日当日に断乳を決行。
誕生日当日は幼稚園から帰宅後、室内アスレチック場へ遊びに行きました。遊んでいる間はまったくおっぱいを求めませんでしたが、帰りの車の中で「おっぱいがほしい」と大泣き。
車内では、YouTubeやおもちゃで気をそらすことに成功。しかし外食して帰宅後、寝る時にやはり「おっぱいがほしい」と号泣。夫と交代で抱っこを続け、最終的に泣き疲れて就寝しました。
ステップ3:断乳終了までの1週間
断乳を決行した当日以降、毎晩夜中に何度も起きておっぱいがほしいと号泣。そのたびに抱っこでゆらしながら寝かしつけていました。
当時パートをしていたので、昼間の勤務中に睡魔が襲ってくることも。眠れない日々が続いて倒れそうになるくらい辛かったことを覚えています。
そんな日々を1週間程度過ごすと、だんだんとおっぱいを求めることが減り、朝まで眠ってくれるようになりました。
卒乳でも断乳でもいずれおっぱいから離れることはできる!
今回はわが家が3歳での卒乳を目指すまでの道のり、実際に授乳をやめるまでの経緯を紹介しました。
・おっぱいへの執着が強かったわが子だったので当初は卒乳を目指した
・助産師に相談の結果、幼稚園入園後落ち着くまでは授乳を続けることに
・次の子の妊娠や仕事復帰なども考え、3歳までに卒乳しなければ断乳すると決める
・3歳の誕生日当日、断乳の決行
・大泣きの日々を一週間耐えるとだんだんおっぱいを欲しがらなくなった
育児に正解はありません。自然に卒乳できる子もいれば、わが家のように最終的に断乳する子もいるでしょう。
断乳後のわが子は時々「おっぱい」と切なそうな声でいうこともありましたが、そのたびにぎゅっと抱っこをして、おっぱい以外のコミュニケーションを取るよう心がけました。結果おっぱいに頼らずに朝まで眠れるようになり、筆者も睡眠時間を確保できるように。
今卒乳を考えているママ!仮に卒乳に失敗しても大丈夫なので、あまり気負いすぎず、ご家庭のペースで乳離れできるよう頑張ってくださいね。